VirtualBox の .ova ファイルを作ってみる
VirtualBoxで新たに仮想マシンを作るときに使用する .ova ファイルは、とても簡単に作れる。この記事では、.ova ファイルの作り方を紹介する。
まず、VirtualBoxや.ova ファイルの使い方についてはこちらの記事にある。
1. ovaファイルを作る方法はいくつかあるが今回は一つだけ紹介する。まず、VirtualBoxのマネージャーを開く。ここから[ツール]->[エクスポート]を選択。
2.エクスポートしたいマシンを選択して、次へ。
3.仮想アプライアンスの設定では、ovaファイルのためのフォーマットが「Virtualization Format 0.9」,「Virtualization Format 1.0」,「Virtualization Format 2.0」の三種類用意されている(「Oracle Cloud Infrastracture」は今回の目的とは違うものなので無視)。新しい記事ではなく、受売りだが「Virtualization Format 2.0」ではUSBコントローラの設定に不具合が発生するというのを聞いたので多くは「Virtualization Format 1.0」を選択すると良いと思われる。その他については、こだわりがなければそのままで良いと思われる。ovfなどについて気になる方はおググりください。
しかし、「Virtualization Format 1.0」でも問題が起こることもあるようだ。
4.ここではovaファイルについて様々な情報を書き入れることができる。ovaのファイル名は名前を変えれば良い。記入することが無ければエクスポート。
5.かなり長くしばらくずっと待つ。
6.これで完了。下のようなファイルができていれば成功。
今使っている仮想マシンが壊れたときのために作っておいたり、.isoファイルで仮想マシンを新たに作ったときに初期の状態をとっておく、またはバックアップとして定期的に作るという使い方をすると良いかもしれない。